りっとが3歳の時に初めて買った自転車、
ブリジストンのクロスファイヤーキッズ。
16インチ、ギヤなし。
いやー、良い自転車でした。
乱暴者のりっとさん相手に、2年半大破する事もなく、
前後タイヤ交換、ペダル交換、サドルちょい破けだけで、
いまだに全然問題なく使えますからね。
さすが、天下のブリジストンだと褒めてあげたい。
三年前の選択は正しかったと、改めて思います。(笑)
ただ最近、りっとさんとポタリングで一緒に走ると
凄いペースで脚を回転させて、20km/h位は出すものの、
長くは続かず、必死にこいでる姿がちと可哀想。
さすがにちょっと自転車も小さく見えてきた。
もしかして、もう少し大径タイヤのギア付きに乗せたら、
そこそこ楽しく走りに行けるんじゃないのか?と思い始めた。
この夏でりっとが6歳、そしておーたが3歳になった。
おう、もうりっとが自転車に乗り出した頃だなぁと思い、
どれ?試しに…と暇な日曜にサドルを下げて補助輪付けたら、
おーたが思いのほか普通にこげてしまってビックリ。
うーん、兄貴よりも確実に早い自転車デビューだ。
しかしコレが良くなかった…
すっかり自分の自転車として認識してしまったようで、
もうオレのだから戻すな、りっとは触るなと。(笑)
りっともソコは賢いので、古くて小さくなった自転車は、
とっととおーたに譲って、新しい自転車を買う気満々。
「いいよ-、ガマンするよー」とかいつもは絶対に言わない台詞。
そんな折、ちょっと立ち寄った戸塚の自転車屋で跨った、
20インチのルイガノでご機嫌のご様子。
これを機に、真剣に自転車を買い替えるかーって気持ちに。
ま、タイミング的にもジャストと思い、ここで世代交代することに。
こーゆーのは誕生日とかクリスマスにかぶせたい所なのだが…(笑)
さて、いざ自転車を買うとなってお店に見に行くと悩むのさ。
ちょうどモデル交替のタイミングらしく、現車はあんま無いし。
跨ったルイガノ、13年モデル緑の現車、36,800円→3万円に。
14年モデルは2割ほど高くなるって言うし。
今乗ってるクロスファイヤーキッズを買った瀬谷の自転車屋で、
ブリジストンの1クラス上になるクロスファイヤーJrの20インチ、
現車のみ、青白が26,800円→22,800円とかって感じ。
いずれも色が選べないし、ちょっと展示期間が長くてキズ有とか、
実に悩ませてくれるのよねー。
とは言え、おーたさんに自転車を奪われたりっととしては、
少しでも早く次の自転車が欲しいわけで…
というわけで、ここに先人としての記録を残しておきます。
誰が参考にするんだ?(笑)
身長110cm前後で20インチのマウンテンバイクに乗り換えるとして、
20インチ自転車はラインナップが狭く、選ぶ系統は大きく二つ。
国産系:ブリジストン、ミヤタ、あさひ
海外系:ルイガノ、スペシャライズド、ジャイアント
特徴としては、
【国産系のメリット&デメリット】
チェーンカバーを始め、カゴ、スタンド、ライトが標準装備。
値段は1万8千円~2万7千円くらいとお手頃価格。
まさに日本人的な右へ習えの作りで、形や装備に大差なし。
安全性重視で、心配性の日本人の親御様にはピッタリ。
いかにも子供が喜びそうな作り、つまりガキっぽい。
メッキとかカラーリングがねー、なんちゅーか派手。
マーケティングの結果から生まれてきた自転車って感じ。
値段の差はそのままメーカーのネームバリュー程度。
買うならブリジストンの「クロスファイヤージュニア」か、
あさひの「セドナ」ってあたりが対象になる。
実売で、前者が26,800円前後、後者が19,800円前後かな?
【海外系のメリット&デメリット】
コンセプトがしっかりしている為、20インチでもちゃんとMTB。
※国内系メーカの自転車はあくまでもなんちゃってMTB風。
作りが大人の自転車と変わらず、パーツにも拘ってるので丈夫で軽い。
その分値段は高い上に、装備は必要最低限なのだが…
やっぱり海外メーカーはカッコいいんだよなー。
子供の感じるカッコイイではなく、大人の感じるカッコよさ?
あ、あと同じ20インチでも海外メーカーのは車体がやや大きかったりもする。
対象身長が120cm~とかってのもある。
もちろんそうじゃないものもあるし、ポジションは車体のバランス、
ハンドルの位置とかでも変わるので一概には言えません。
参考までに各メーカーの20インチのラインナップを簡単に。
ルイガノ「LGS-J206」
スペシャライズド「Hotrock 20」
ジャイアント「SNAP 20」
ジオス「GENOVA 20」
相場はだいたい国内メーカーより1万円ほど高くなる、
2万8千~3万7千円くらいの価格帯だ。
スタンドや泥除け等の最低限の装備は買う必要があるので、
実際にはもう少し高くなると思った方が無難。
さすがに、子供に買う自転車としては少々お高い気がする。
でー、悩みましたー。
無難なのはそりゃー国産だよ、間違いなし。
でも、日本人の悪い癖、打算的、最大公約数的な発想。
あれもしたいしー、これもしたいしー、こんな時はーって考える。
自動車もそんな風に選ぶから、みんな同じになる。(笑)
自転車ってやっぱ、趣味的な要素強いじゃん?
便利さを犠牲にしても、楽しさの方向で増長すべきだと思うのよ。
そんなワケで、今回は海外メーカーを選びたいなと。
「カゴ?」「リュック背負え!」って感じで。w
そうなるとやっぱ跨ってなんぼな話にもなるわけで…
近所のチャリ屋に片っ端から電話して、在庫確認。(笑)
自分と同じスペシャライズドは魅かれたけど、
さすがにたけーよ、安く譲ってもらったオレのチャリより高い。
せめて3万円台前半に抑えたい。
そんな中でひょこっと出てきたのが、MONGOOSEの「Fireball20」
マングースと言えば、BMXで有名なメーカーっしょ。
と言っても、それは昔の話でー、今の自転車業界なんてー、
みんな名前だけ~みたいなトコあるけどさー。
それは置いておいて、一応有名ドコロ。
しかも、イイ感じにタイヤが太いし、フレームもゴツイ。
2012年までのモデルはFフォークがサスだったみたいだけど、
故障の原因で重いだけでしょ、リジッドで問題なし。
何より一つ一つのパーツがイイ感じだよー。
カラーリングも綺麗な水色だけど、
いかにもエクストリームスポーツの老舗って感じの、
アメリカンな悪っチョイ感じがなんともいい。
そんなワケで湘南台のお店にゴー!
平日の閉店間際に飛び込んで、さくっと納車してきましたよー。